K-mix(静岡エフエム放送)は、番組を作る「編成・制作」、広告を提案、放送する「営業・業務」、
伝送とファイナンス等を支える「技術・総務」など、各部門が力を合わせて運営しています。
どの部門でも、カギになるのは自由な発想と行動力です。
ラジオの仕事に、同じものは一日としてありません。面白いことは自分で創り出す精神で、皆が仕事を楽しんでいます。
「営業」の仕事
- 広告枠を管理し、クライアントに販売する
- クライアントにプロモーション企画を提案し、制作部門との調整を行う
(CMほか、番組・イベント・Webなどさまざまなプランを提案)
「編成」の仕事
- リスナーに人気が出るように番組の放送時間帯を決めたり、新番組の立ち上げを企画する
- 聴取率やリスナーの属性を分析し、番組の企画や全体タイムテーブルの決定を行う
- 営業と制作の部署間の調整を行う
「制作」の仕事
- 放送する番組を制作する
- スタッフと番組の企画を打ち合わせ、出演者を決めて、交渉も行う
- 番組の進行をまとめた表を作成し、ディレクターの役割を果たす
「アナウンサー」
「パーソナリティー」の仕事
- ニュース原稿を読む
- トークで番組を進行させる
- 公開収録や放送、中継レポートなどスタジオの外に出て仕事をする
「事業」の仕事
- 放送関連収入や放送外収入を確保するためにコンサートやイベントを企画して実施する
- 出演者の選定・交渉、会場の手配、官公庁や警察への届け出など準備を整える
- 告知・宣伝や、チケット売り上げの管理、イベント開催当日の運営を取り仕切る
「技術」の仕事
- スタジオの放送機材や中継局アンテナの保守点検
- 番組やCMがトラブルなく放送されているかチェックする
- スタジオ機能やネットワーク回線のチェック、送信所の状況など、技術面の管理を行う
「広報」の仕事
- K-mixの番組やイベントを宣伝し、活動内容の告知を行う
- メディアからの取材やリスナーからの問合せに対応する
- インターネットを使ったオフィシャルサイトの運営、SNSの管理
「総務」「経理」の仕事
- プロジェクトや番組の予算を掌握する
- 人事・労務・経理・税務・法務など各種の管理業務や手続きを行う
- 経営に直結する多様な実務を行う
ラジオの仕事の相関図
架空の企画「カフェチェーンの新商品プロモーション」をサンプルに、
K-mix(静岡エフエム放送)の番組が作られるまでの流れをご紹介します。
1クライアント・広告会社からの相談
クライアント:「期待の新メニューを発売するので、良い宣伝方法はないかな」
営業:「広告+αの企画を考えてみます。商品の特長や予算はどんな感じでしょう」
2広告プランの社内相談
営業:「番組を絡めた新商品の広告を提案しようと思うのだけど」
編成・制作:「リスナー層を考えると、X時の●●のコーナーがマッチするのでは?」
3クライアント・広告会社に企画提案
営業:「●●の番組提供CMの放送と、店頭イベント企画をご提案いたします」
クライアント:「よし、お願いしましょう」
4番組企画の社内相談
営業:「OKいただきました。カフェ好きリスナーが興味を持つ番組作りをお願いします」
編成・制作:「了解。タイムテーブルを調整し、番組の構成を考えます」
5制作
編成・制作:「番組進行表を作り、ゲストに出演依頼をし、音声素材を用意して放送を準備します」
6放送
編成・制作:「番組進行表に沿って現場を仕切ります」
パーソナリティー:「番組の趣旨を理解して、しっかり情報をPRします」
技術:「番組やCMが問題なく放送されているかチェックします」
7リスナー参加
リスナー:「メールでお便りします」
編成・制作:「リスナーの声をリアルタイムで番組にフィードバックします」
パーソナリティー:「リスナーとの言葉のキャッチボールで盛り上げます」
8クライアント・広告会社のフォロー
編成・制作:「リスナーからの反応や、聴取データをまとめました」
営業:「つつがなく放送終了しました。リスナーの反応はこのような感じです」
クライアント:「店舗でも、放送後の反響が大きかった模様。次の機会もぜひお願いします」
9バックオフィス
総務:「各部門が質の高い仕事ができるように、職場環境から経費までフォローして、業務環境を整備します」