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4:30-5:00 Sun
当時16歳だったユーディ・メニューインと師ジョルジュ・エネスクによるバッハ『2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調』 BWV1043の78rpm。指揮はピエ-ル・モントゥー。1932年(33年とも言われる)パリでの録音。
この作品は78rpm時代に、他のバッハの協奏作品と比較して、その録音の数は思いのほか多い。恐らく2人のヴァイオリニスト(特によく知られた)の対話、そして音色や表現の同質性、もしくは逆にちょっとした違いや対比性を楽しむ面白さがあり、聴く満足度が高いからであろう。
もちろんそれはこの曲がそれを楽しむにふさわしい傑作であり、3つの楽章の絶妙なバランス、コントラストが 際立っているからこそだが。
この78rpmではどちらかと言えば第1ヴァイオリンを務める天才少年メニューインのお披露目的にフォーカスが当たり、第2ヴァイオリンのエネスクの存在感は控えめなような感もある。それでも曲が進むにつれてエネスクの存在感も増していくのが、手に取るようにわかるのが面白い。
エネスクは、クライスラー、ティボーとともにその世代の「三大ヴァイオリニスト」と呼ばれることも多いが、その2人と比較すればロマン的な解釈や奏法をあまり感じさせない。バッハを得意としており、この録音でも弟子のメニューインとともにバッハの峻厳な精神性に迫っている。
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